NHK 生誕250年でベートーベン企画放送 アンバサダーは稲垣吾郎「これこそ運命だなと」
2020年09月02日 14:00
芸能
稲垣は「アンバサダーという大役を任せていただき、これこそ運命だなと思います」と大役に喜び。「舞台でベートーベンを演じるようになってから、その存在をより強く意識するようになりました。最初は、音楽室の肖像画や『運命』の激しい音楽など、自分よりももっとはるかに高い所にいて、激しさや怖さといったイメージが強く、ちょっと受け止めきれないと感じる部分もありました。でも今回、いろんな番組でベートーベンを知って紐(ひも)解いていくと、曲のここにこういう仕掛けがあったんだなと発見することができ、今ではとても親しみを持てるようになりました。また音楽だけでなく、いろんな苦悩を乗り越えて音楽を突き詰めていくベートーベンの人生、生き方、人間性、その音楽が受け継がれているという歴史に触れることで、ベートーベンにもっと興味がわいてきました」と明かした。
さらに「僕はクラシックの音楽に特別詳しいわけではないのですが、僕なりの目線で、視聴者のみなさんに寄り添いながら、ベートーベンをよりわかりやすく紐解いて深堀りしていき、少しでも魅力を伝え、より近くにベートーベンを感じていただけるようになるといいなと思っています」と意気込みをつづった。
18日には、ベートーベン250開幕特番「今こそベートーベン!」(Eテレ、後9・30)として、稲垣に加え、作曲家の久石譲氏を迎え、ベートーベンの魅力を語りつくす。20日にも稲垣出演の「クラシック音楽館 ベートーベン250 特集 第1回 人間・ベートーベン」(Eテレ、後9・00)を放送する。10月以降も稲垣出演の番組を続々放送予定。