京都国際映画祭実行委員会は7日、今年で7年目を迎える「京都国際映画祭2020」を10月15~18日まで、オンラインで開催することを発表した。
第7回のキャッチフレーズは「映画もアートも黙らない。」に決定。新型コロナウイルス禍で新しい生活スタイルが求められる中、映画監督の中島貞夫・名誉実行委員長(86)は「今の状況に合わせた形態―オンラインの使用等―による映画祭として開催に漕ぎ着けられたことは何よりであった。未だ手探りの部分は多分にあろうかと思うが、そこは若い人たちの英知と実行力を存分に発揮して貰い、より楽しみのある映画祭に開催されればと念じている。災い転じて福となす。コロナ騒ぎの中から、ひょっとして新しい映画祭が生まれてくるかもしれない」と開催への決意をコメントで寄せた。
オンライン映画祭は有料・無料など検討中で、映画はオンラインでの上映となり、イベントもオンラインでの発信となる。