マルチに活躍の裏で…伊勢谷友介容疑者 昼と夜“別の顔”
2020年09月09日 05:30
芸能
超難関の東京芸大にストレート合格した才能と、1メートル80の長身と端正な顔立ちを併せ持ちモデル、俳優として活躍したが、2008年に「リバースプロジェクト」を立ち上げ、翌年に株式会社化。以降、社会活動に重心をおいてきた。「宇宙人の視点から、人類が地球に生き残るための活動」を理念に、地球に優しいシャンプーの開発や食品ロス問題の解決に取り組んだ。
地方創生にも力を入れ、愛媛県と官民連携し絹を新たな名産にする活動など、自治体や官公庁とも仕事を通じ多く関わっていた。東京都が芸術やスポーツなどの分野で活躍する若手と意見交換するために、17年に設置した「東京未来ビジョン懇談会」のメンバーも務めていた。
取引先の役員は「明るく、誰に対しても胸襟を開いて接する」と人柄を評する。偉ぶったところがなく「人の話にも、ドキドキワクワクした反応をしてくれるので話す方も気持ちがいい」と語る。別のNPOスタッフも「プレゼンが得意で気遣いもできる」と、仕事面を絶賛する声は多い。
特に評価されているのは将来を見越す能力を指す「ビジョナリー」。伊勢谷容疑者と交友のある会社社長は「個性的なビジョンがあり、話がどんどん発展していく」と語る。「事業化や継続性が多少弱く、経営は大変だったと聞く」(別の関係者)という面はありながらも、社会奉仕では各方面で評判が良かった。
一方で、夜の顔には眉をひそめる関係者も少なくなかった。有名女優ら芸能人との噂も絶えなかったが、ほかに「セフレを絶やしたことがない」と親しい知人は明かす。「セフレだった女性の話では、夜の伊勢谷はドSで、柔肌をいたぶるような、かなりの激しいプレーをする。その欲望を満たす、専門の相手をいつも探しているようだった」。交際女性をエアガンで撃ちまくるなど、DV疑惑が報じられたこともあった。
昼と夜に正反対といっていい2つの顔を持つ中、違法な大麻にまで手を染めていたという衝撃の事件に、伊勢谷容疑者の周囲は「崇高なビジョナリーの裏で、法を犯してまで何を追求していたのか」とあきれている。