ルークス高等学院 伊勢谷友介容疑者の学長解任を発表 取締役も「辞任を前提とした手続き依頼を申し入れ」

2020年09月10日 16:45

芸能

ルークス高等学院 伊勢谷友介容疑者の学長解任を発表 取締役も「辞任を前提とした手続き依頼を申し入れ」
伊勢谷友介容疑者 Photo By スポニチ
 自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反の疑いで俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が警視庁組織犯罪対策5課に現行犯逮捕され、10日に送検されたことを受け、伊勢谷容疑者が学長を務める「ルークス高等学院」が同日、公式サイトで同容疑者に対し、学長を9日付で解任したと発表した。
  「Loohcs高等学院学長、伊勢谷友介の逮捕に関する弊社の対応について」と題する声明を代表取締役の斎木陽平氏名義で発表。「このたびは、弊社取締役であり、Loohcs高等学院の学長を務める伊勢谷友介が逮捕され、本人が容疑を認めていることを確認いたしました」と、伊勢谷容疑者が容疑を認めていることを確認したとしたうえで「弊社一同、この重大な事実を深刻に受け止め、心より深くお詫び申し上げます」とまずは騒動を謝罪。そのうえで「教育に携わる者として、学生のみなさまに対する重大な不誠実な行為であると考え、Loohcs高等学院の学長を2020年9月9日付で解任いたしました。ならびに、伊勢谷の取締役の地位に関しましても解任の手続きを進めると共に、本日、マネジメント会社経由で辞任を前提とした手続きの依頼を申し入れました」と学長は解任し、取締役も解任手続きに入ったことを報告した。

 学長の後任は未定だとし、「現在は暫定的に弊社代表取締役である斎木陽平が代行し、学校の運営業務は滞りなく行われております」としている。

 さらに「弊社には、伊勢谷の任命責任がございます。今回の容疑事項のような事実を、事前に把握できなかったこと、深く反省しております。私たちの任命・学長選定の甘さから、何よりも学生、保護者のみなさまにご迷惑、ご心配をかけるという、あってはならない事態を引き起こしていることを痛切に受け止め、心よりお詫び申し上げます」と任命責任を謝罪。「まず、弊社は何よりもこうした事態による学生の心理的な不安の軽減に対して、引き続き最優先で取り組んでまいりたいと考えております。そして、弊社は一丸となって、学生たちが求める価値・学びの提供に専心してまいります」と学生ファーストを唱えた。

 伊勢谷容疑者は8日午後、目黒区碑文谷の自宅で発見された大麻4袋のうちの1袋(約7・8グラム)を所持したとして大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕。逮捕から一夜明けた9日、「大麻は自分が吸うために持っていたものです。日本で法に触れることは理解しています」と容疑を認める供述を始め、10日に送検された。
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