来春朝ドラ「おかえりモネ」内野聖陽「ふたりっ子」以来25年ぶり凱旋!鈴木京香はヒロイン母役&故郷舞台

2020年09月11日 11:05

芸能

来春朝ドラ「おかえりモネ」内野聖陽「ふたりっ子」以来25年ぶり凱旋!鈴木京香はヒロイン母役&故郷舞台
2021年度前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にレギュラー出演、ヒロイン・清原果耶の両親役を演じる内野聖陽と鈴木京香 Photo By 提供写真
 女優の清原果耶(18)がヒロインを務める来年2021年度前期の連続テレビ小説「おかえりモネ」の家族を演じる主要キャストが11日、同局から発表され、内野聖陽(51)鈴木京香(52)蒔田彩珠(あじゅ=18)藤竜也(79)竹下景子(66)が出演することになった。竹下は語りも担当。主人公の父を演じる内野はブレイク作となった1996年後期「ふたりっ子」以来、約25年ぶりの朝ドラ凱旋。91年前期「君の名は」のヒロインを務めた鈴木は主人公の母役。2017年後期「わろてんか」以来、約4年ぶりの朝ドラ登場となる。仙台市出身の鈴木はヒロインの母役、故郷・宮城が舞台の朝ドラ出演に喜んでいる。
 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などの安達奈緒子氏がオリジナル脚本を手掛ける。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米で青春を送るヒロイン・百音が、東日本大震災で被災した故郷に「かつての活気を取り戻したい」と気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷への貢献の道を探る姿を描く。

 内野は百音の父・永浦耕治、鈴木は百音の母・永浦亜哉子、蒔田は百音の妹・永浦未知、藤は百音の祖父・永浦龍己、竹下は百音の祖母・永浦雅代を演じる。

 文学座出身の内野は「ふたりっ子」でヒロイン・香子(岩崎ひろみ)と結婚する棋士・森山史郎を演じ、一躍ブレイク。今回演じる耕治は陽気で屈託ない百音の父。実家の漁業を継がず、地元の銀行に勤める。若い頃はトランペット奏者として鳴らし、百音が音楽と出会うきっかけをつくった。2人の娘のことが大好きで、故郷を離れて登米に暮らす百音が心配で仕方がない。妻の亜哉子には頭が上がらない。

 「気仙沼の美しい海で育つ若者たちが悩み苦しみながら、それぞれの人生を見つけていく。でも、その親たちもかつては人生の道のりでたくさん思い悩み、いや、親であるからこそ今も悩みながら人生を歩んでいるのでしょう。子供の成長に戸惑いながらも若者たちへの温かい視線を失わない、ちょっと鈍感で不器用な愛すべき父親を、気仙沼という海の町のバイタリティ―の中で、明るく前向きに生きられたらと思っています。きっと、今の不安な時代に活力を与えてくれる作品になるに違いないと予感しています。ご期待ください」と父親役に意気込み。

 内野は脚本の安達氏と「きのう何食べた?」でタッグを組んでいる。

 鈴木演じる亜哉子は仙台出身の元小学校教師で、生真面目な性格。耕治と結婚後は島の人々の明るさと温かさに惚れ込み、移り住んだ。今は義父の牡蠣養殖業を手伝いながら、亡き義母が切り盛りしていた民宿を再開できないかと思っている。登米で自分の将来を模索する百音を信じ、応援する。

 「『君の名は』から何年になるのでしょうか。ヒロインの母親役として連続テレビ小説に出演させていただけるのは本当にうれしく、感謝の思いでいっぱいです。皆さんと一緒に強い絆の家族となれるよう、私も励みます。そして、このドラマの舞台地が自分の故郷、宮城県であることも大変光栄に感じています。登米は子どものころに何度も訪れた場所です。どちらかというと宮城の山っ子の私、気仙沼の美しいけれど厳しい自然の中でのロケと地元の方々との交流を心から楽しみにしています」と張り切っている。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務め、現在放送中の「エール」(102作目)、女優の杉咲花(22)がヒロインを務める次回作(103作目)「おちょやん」に続く。クランクインは今秋頃を予定。
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