伊勢谷容疑者、大麻で逮捕…難しい役者復帰への道、その“演技”が弱みになるかも
2020年09月13日 11:20
芸能
週刊誌記者 昔から噂はあったから、芸能記者は誰も驚いてなかった。ついに来たかという感じだったね。
ワイドショーデスク 日本テレビのドラマ「未満警察」が最終回を迎えた直後の逮捕。ドラマで伊勢谷容疑者が演じたのが警察学校の教官で、最後に逮捕されちゃう役だった。偶然の一致にビックリしたよ。
芸能リポーター 逮捕がドラマの放送終了直後になったのも偶然かな?
本紙デスク 薬物捜査は長期の行動確認をして、今しかない!という一瞬のチャンスを逃さず逮捕に踏み切る。ドラマの放送が終了するのを待ってるなんて悠長なことはできないでしょ。
リポーター 芸能人が逮捕されると、いつも問題になるのが出演作品をどう扱うか。伊勢谷容疑者も影響は大きいみたいだね。
本紙デスク 逮捕直前の6日に吉永小百合主演の映画「いのちの停車場」の撮影をしていた。出演はわずかだが、小百合さんとがっつり組むシーンだそうだ。11日には映画の会見があり、カットせずに公開すると発表された。「作品と個人は別」ということだ。
週刊誌記者 伊勢谷容疑者には撮り終えている作品が4本あるが、作品の関係者は東映の判断にホッとしているようだ。作品公開の道が開けたわけだから。
リポーター 会見で小百合さんは「また撮影の現場に戻ってきてほしい」と話していましたが、伊勢谷容疑者は戻ってこられるのかな?
ワイドデスク 難しいんじゃないかな。エキセントリックでキレキレの演技が魅力の役者。その演技を見て観客は、どうしても“薬物の影”を感じてしまう。
本紙デスク 社会貢献の仕事から復帰する道はある。元々09年に社会貢献活動を目的とした会社を設立しているくらいだから。
週刊誌記者 その活動も伊勢谷容疑者が有名人だったから成り立ってきた部分があったと思うよ。
ワイドデスク 会社の代表は辞任するそうだ。ボランティア活動からのスタートも考えられるね。
リポーター 薬物ではピエール瀧が執行猶予付き有罪判決の8カ月後に仕事復帰している。伊勢谷容疑者もやっぱり役者業をやりたいと思うのでは?
週刊誌記者 強みであるキレキレ演技が、復帰への弱みとなるかも。たとえ声が掛かっても、演じる役の幅が狭まりそうだ。