二宮和也 主演映画「浅田家!」世界へ!写真の力描く「きっと楽しんでいただける」
2020年09月22日 05:00
芸能
ワルシャワ国際映画祭は85年からポーランドの首都で開催されており「国際コンペ…」は最高賞のワルシャワグランプリを選ぶ部門。過去の最高賞には「ブレードランナー2049」で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「灼熱の魂」や、「COLD WAR あの歌、2つの心」を手がけたパヴェウ・パヴリコフスキ監督のアカデミー賞外国語映画賞受賞作「イーダ」などが並ぶ。のちに名をはせる監督の初期作品が多く選ばれており、この賞はいわば登竜門的な位置づけとなっている。
今年同部門には15作品が選出。「浅田家!」は「コロナ禍で世界が混乱する中で、見ている人がポジティブになれるような映画」として出品に至った。これまで邦画がワルシャワグランプリを受賞したことはなく、念願の快挙達成を狙う。
同作はアジア最大規模である第25回釜山国際映画祭(10月21~30日)のオープンシネマ部門にも出品が決定。メイン会場の6000席規模の野外スクリーンで上映される。
二宮は「今だからこそ、この作品の持つ温かさと優しさが、海を越えて世界中に広がっていくことを祈っています」と語った。