乙武洋匡氏、日本の“入国緩和”について言及「ある程度こういったことも必要」
2020年09月23日 22:59
芸能
ただし入国には「入国する際に陰性であること」「入国後に2週間の待機を求める」といった条件が付き、一応の水際対策は取られている。
それらのことを踏まえながら乙武氏は「感染拡大を懸念する声ありますけど、じゃ、いつまで待ってたらいいのかってことを考えると、ビジネス上、海外を行き来しなければいけないことも多いでしょうから、ある程度こういったこと(入国制限緩和)も必要になってくると思います」と主張。経済を回すためにも、この措置は仕方がないとした。
ただ、英国のように制限緩和後に感染が広がり、再度入国制限へ逆戻りしたケースも。こういった危険性についても乙武氏は「どこまで因果関係があるのか…ほかの要因で感染拡大した可能性がありますので、国境をゆるめたことが原因なのか精査が必要かなと思いますね」と反論していた。
また、制度アナリストの宇佐美典也氏からは、「(日本は)第一にオリンピックがあるので。だんだん受け入れを増やしていかないとしょうがない」「このままだと(国際線を扱う)航空会社がつぶれちゃうんで…つぶれちゃうと金融業界が痛む」といった意見も。両者ともに、入国制限の緩和は“致し方なし”といった考えだった