「問題飲酒」引き起こすビンジ・ドリンカー コロナ禍で増加中
2020年09月25日 05:30
芸能
アルコール依存に詳しいワンネス財団の三宅隆之共同代表は「問題飲酒は、不安や恐れなどを払しょくする道具として酒を用いていることがほとんど」と指摘。「自分の飲酒に問題があると思えば、まず心の状態に目を向けて」と呼びかける。
三宅氏は「在宅勤務で生活のメリハリがないのであれば、身だしなみを整えたりヘアセットする方法もある。カーテンを開けたり空気を入れ替えるとか、少しの変化でもつけるのが大事」と話す。
また「依存に陥る人は気分転換の手段が酒のみに固まる傾向にある」といい、他の趣味を見つけたり体を動かすのも効果的とした。
また「自分の飲み方に問題があると認めず受診しない人も多い」という。その場合は「まず量や休肝日などのルールを設けること。それが守れないときには(医療機関などの)ホームページにあるアルコール依存のチェックを受けてみてほしい」とした。