今井美樹、オーケストラ版BEST 35周年アルバムとして11・11発売 「私が最も届けたい10曲」
2020年09月25日 05:31
芸能
レコーディングの大半は今年に入ってから3月まで行い、コロナ禍の中断を挟んで、残りを8月に済ませた。クラシックアレンジした歌を発売するのは、86年の歌手デビュー以来初めて。ベスト盤「Ivory」シリーズの5作目として送り出す。
楽曲をアレンジした作曲家も豪華な顔触れだ。今回、10曲をクラシックバージョンに新たに編曲したのは、千住明(59)服部隆之(54)武部聡志(63)挾間(はざま)美帆(33)の4氏。服部氏は現在放送中のTBSドラマ「半沢直樹」の劇中音楽を担当、挾間氏は1月の米グラミー賞にノミネートされるなど、日本を代表する作曲家が今井のために集結した。
選曲は今井自身が行い「今私が最も届けたいと思う10曲」と説明。名曲に新たな息吹を吹き込み「若い頃は、ラブソングさえ歌えば、それでどこか成立する場面もあった。そこから人生経験を重ねることで、自分のたたずまいを音楽に反映していけるようになりました」と手応えを語る。今作も今井の進化を感じ取れる作品に仕上がったようだ。