市川猿之助、「半沢直樹」の名場面“口パク詫びろ”の裏側明かす「怖いと思った体験をアドリブでやった」
2020年09月25日 22:34
芸能
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「福澤(克雄)監督は、普通の監督さんより(テイク数が)多いんですね。最初は戸惑って『こんなに繰り返すんですか?』って。監督は『リハとか関係ないから。全部本気でやった方が、使えるところは使うよ』って」と撮り直しが続き、テイク6まで及んだという。番組ではその回数を集計したところ、なんと54回も繰り返していた。
「僕に輪をかけて叔父の猿翁がすごかったんですね。ある歌舞伎の演目で息子が戦死して『褒めてやる』って言うシーンがあって。『褒めてやる、褒めてやる、褒めてやる…』って拍手が来るまでやりますからね。それの影響があるんでしょうね」と、歌舞伎の影響もあったという。司会の安住紳一郎アナウンサー(47)から「ターボで感情を出すのは澤瀉屋の御家芸なんですね」と聞かれると「そうですね。ただ(撮影なので)何やっても何の拍手も起こらないんです」と冗談を言い、共演者を笑わせた。