愛之助「半沢直樹」黒崎から一転、余命3カ月の父に「想像つかない境地」10・1「3人のシングルマザー」
2020年09月28日 08:00
芸能
愛之助は「先に逝ってしまうお父さんと、残された家族。それぞれの思いに胸を打たれながら台本を読みました。それと同時に“家族はやっぱりいいものだな”と温かい気持ちにしてもらえる作品だと感じました。妻と、これからの成長が楽しみな2人の息子たちを置いて逝ってしまう父親というのは、どんな心境だったろうと、考えても想像つかない境地でした。きっと悔しいだろうし、とても悲しいだろうと。それでも幸太は家族の未来を考えて最期まで生きたと思いますし、それを意識して演じました」と役作り。
初共演の木村については「リビングでグリーンカレーを食べながら一家団欒というシーンが最初の撮影でしたが、初共演とは思えないくらい打ち解けて、すぐに夫婦になることができたと思います。僕のアドリブにもお付き合いいただいたり、多江さんは現場を明るくしてくれる素敵な早苗でした」と好印象。「どんな状況でも前を向いて、力強く生きる家族のドラマです。悲しみの中でも希望を見いだして笑顔を忘れずに、息子たちを立派に育て上げた素敵なお母さんと、その息子たちの物語をお楽しみください」と呼び掛けた。
愛之助は8月下旬のインタビューで「半沢直樹」と歌舞伎公演、別ドラマや映画の撮影を並行していることを明かし「うまくスケジュールを調整していただいているので、大丈夫です。ただ、もう1つのドラマはいいお父さん役で、全然オネエ口調じゃないんですが、思わず黒崎になってしまいそうになることもありますね(笑)」と語っていた。
残る2本は長谷川京子(42)が主演を務める「おかんのために」、貫地谷しほり(34)が主演を務める「夢をかなえる手帳」。