坂本冬美、興奮!新曲で桑田佳祐と初タッグ「ヒットさせなければ罰が当たります!」
2020年10月02日 05:31
芸能
冬美にとって演歌以外で初めて興味を持った音楽がサザン。中学時代に初恋相手の影響でファンになり、デビュー時から「いつか桑田さんに楽曲を手掛けていただきたい」という思いを胸に秘めていた。
夢が実現へと動きだしたのは18年のNHK紅白歌合戦での共演。リハーサルで桑田にあいさつした冬美は、大トリでのサザンのパフォーマンスに大興奮。爆発した思いを手紙にしたため、昨春に関係者を通じて送った。
当時の桑田は制作期間中で、サスペンスドラマやミステリー映画に傾倒していた。映像の雰囲気が手紙の内容とシンクロし、曲のインスピレーションが次々に湧いたという。関係者は「運と縁とタイミングが重なって実現した」と話している。
昨年9月に突然連絡を受け、曲を受け取った冬美は大喜び。収録では、桑田から曲の世界観を聞いた上で、物語の主人公になった感覚で歌った。
冬美は「今でも夢心地。ヒットさせなければ罰が当たります!命懸けで歌わせていただきます!桑田佳祐さん、素晴らしい歌を心より感謝申し上げます」と気合十分。コーラスで参加した桑田も「このような機会を頂きましたこと、大変身に余る光栄です。素晴らしい歌声で私の楽曲にポップでソウルフルな命を吹き込んでいただきました」と大満足している。
《アミダばばあ さんまに提供》桑田が提供した曲では、80年の高田みづえさん(60)の「私はピアノ」が有名。元々はサザンのアルバム曲で、高田さんがカバーして発売。自身最大のヒットとなる約50万枚を売り上げた。異色作としては83年の「アミダばばあの唄」がある。フジテレビ「オレたちひょうきん族」のタケちゃんマンのコーナーで明石家さんま(65)が演じた「アミダばばあ」の曲として書き下ろされた。さんまの歌唱で35万枚を売り上げ、後に桑田もカバーした。