多部未華子、青山真治監督と初タッグ 演じた役は難解「一言で説明できない性格の持ち主」
2020年10月04日 14:41
芸能
多部は、主人公の直実は「一言で説明できない性格の持ち主」といい、「難しいながらにこういう感じかな、と現場で掴んでいった」と難解だった役作りを振り返った。直実と同じタワーマンションに住むスター俳優を演じた岩田剛典(31)も、役に対して「すごい変な人。共通する部分があると言いたくない役。本当にひどいやつ」と共感できず。ほかのキャストも手探りで演じていたことを話すと、多部は「皆さんのお話を聞いて各々わからないなりに演じていたんだとわかって安心した」と安堵しつつ、「100%理解できることがすべてではない。それで大丈夫だと言ってくれた監督とご一緒できてよかった」と感謝した。
劇中では、岩田演じるスター俳優がエレベーターで会った主人公に声をかける場面があるが、「もし本当に遭遇したら恋に落ちる?」との質問が。美村里江(36)が「少女マンガみたいなロマンスにあこがれるタイプ?」と聞くと、多部は「結構現実な(タイプ)」ときっぱりだった。舞台あいさつには岸井ゆきの(28)、鶴見辰吾(55)、永瀬正敏(54)、岩下尚史(59)、高橋洋(48)、青山監督(56)も登壇した。