V6から贈呈 各都道府県に総額2億円相当のPCR検査装置 ジャニーズ事務所プロジェクトの一環
2020年10月07日 05:30
芸能
今回贈られたのは、PCR検査装置と備品一式、検査キット1000回分で、総額2億円相当。新型コロナウイルスと、冬にかけて毎年流行するインフルエンザの見極めが難しいため、PCR検査体制の拡充を支援することを決めたという。これまでジャニーズが寄付した総額は5億6000万円となった。坂本は「インフルエンザや風邪がはやる季節。PCR検査の体制を整えておくことが生活を守ることになる」と検査の重要性を訴えた。
岡田准一(39)と三宅健(41)は新型コロナウイルスに感染したグループの担当マネジャーの濃厚接触者に該当している可能性があったため、贈呈式を欠席。メンバーは全員PCR検査を受けて陰性だったが、大事を取ったという。該当者でないことが同日に判明したため、7日からは通常通り活動する。
▽PCR検査 鼻の奥の粘膜や唾液の中から抽出した微量のDNA断片に試薬を混ぜて装置に入れることで、遺伝子を増幅させ、陽性かどうかを判断する。検査技師らの手作業によるDNAからRNAの抽出、試薬注入など複雑な前処理が必要で、判定まで数時間かかるが、新型コロナ感染判定の精度は最も高い。全自動の検査装置は、国内外のメーカーから販売されており、1台数百万~1000万円以上。PCR検査キットは、RNAを抽出する工程などを省略できるもので、検査時間を短縮できる。