先月27日に放送され平均世帯視聴率が34・7%(ビデオリサーチ調べ、関西地区)だったMBS系ドラマ「半沢直樹」の最終回が、録画視聴率と合算した「総合視聴率」で46・6%を記録。2018年4月の調査開始以来歴代1位の数字をたたき出したことが6日、分かった。
総合視聴率は、リアルタイム視聴率(通常の視聴率)とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合算。近年の視聴環境の多様化に応じて関西では2年前に計測が始まり、注視される指標だ。半沢の最終回タイムシフト視聴率は17・2%、リアルタイム視聴率は34・7%で、重複視聴を差し引いた総合視聴率は46・6%。サッカーW杯「日本―コロンビア」の44・6%(18年6月2日)を抜いてトップに立った。
13年に放送された半沢前シリーズ最終回の平均世帯視聴率は、驚異の45・5%。今作は総合視聴率でこれを上回り、衰えぬ半沢人気を証明した。