元バレー日本代表・大山加奈さん、不妊治療経て待望の妊娠 公表への葛藤「苦しんでいる方がたくさんいる」
2020年10月08日 13:40
芸能
「バレーボールだと努力すれば努力した分だけ結果がついてきたりするけど、不妊治療に関してはいくら努力してもなかなか結果につながらないところがあった。頑張ることも疲れてしまいますし」
芸能人の妊娠、出産報告を目にすると「自分は女性として欠点があるんじゃないか。子どもを育てる権利がないんじゃないか」と自己嫌悪に陥ったことも。周囲からの「子供ができたらバレーボールやらせるの?」といった悪意のない言葉にも苦しんだという。
それでも今年6月に不妊治療を再開すると、その月末に妊娠が判明。「信じられなかった。先生がいろいろと説明してくれたけど、頭が真っ白で言葉が入ってこなかった」と喜びを語った。
長い不妊治療を経た経験から、妊娠の公表には人一倍配慮した。「報告すべきかどうかすごく葛藤があった。簡単に『妊娠しました』という報告をすることがなかなかできなくて」と明かし、「苦しんでいる方がたくさんいるので、自分は授かったからよかったではなく、そういった方たちの思いは忘れちゃいけない。常に配慮すべきだと思っています」と思いを語った。