舘ひろし 渡哲也さんの月命日に胸中語る「来世があれば、再び渡哲也の舎弟でありたい」
2020年10月11日 05:33
芸能
神田正輝(69)、徳重聡(42)らと訪れた墓前では「ありがとうございましたしか浮かばなかった」と苦笑い。「僕の作品を見てくれて、いつも褒めてくれた。僕にとって父であり、兄であり、人生の師。渡がいなかったら、俳優を続けていなかったかもしれない」。感謝の気持ちと言葉はあふれるばかりだ。
密葬に参列できなかったが「僕が参列しなかったことで、ほかに参列がかなわなかった人たちも納得すると思う。舎弟としての役割は果たせたと自負している」と誇らしげに語った。
唯一の心残りは2人の共演映画が実現できなかったこと。「そういう意味では寂しいけれど、前に進むしかないからね。いつかいい映画を作って、墓前に報告できたら。それが今の夢かな」と決意をにじませた。「舎弟でいることが本当に気持ち良かった」。渡さんの姿を思い浮かべ、ほほ笑みながらつぶやいた。 (鈴木 元)