堀ちえみ 「しゃべれなくてもいいから生きてほしい」舌がん手術を決心させた娘の言葉を明かす
2020年10月12日 15:25
芸能
治療には、3つの選択肢があり、1つは多くの人がする手術、あとの2つは、手術をせずに抗がん剤と放射線による治療、何もせずに緩和のケアをし痛みから逃れる方法を探す治療。当時の心境を「痛みがひどかったので、これ以上、手術をしたりして、放射線とか抗がん剤もつらいと聞きましたので、それまでに難病もいくつも経験して、また舌がんも痛い。これ以上、痛いことを経験したくないって思ったので、手術はもうないなかあって。手術の選択肢は自分の中から外したんです」と明かした。ただ手術のできる体であれば、手術が生存率が1番高いと説明を受け、7人いる子どもの末っ子の16歳の娘から「どんな形でもいいから、しゃべれなくてもいいから生きてほしい。お母さんにはそばにいてほしい。私まだ16年しか一緒に生活してないんだよ」と言われ、「もうたまらくなってしまって。もうワーンって泣かれて。心を動かされたというか、痛い思いをしても、しゃべれなくなったとしても舌を切除、悪いところを切除しようと(決心した)」と話した。
堀は昨年2月19日にブログでステージ4の口腔がんと頸部(けいぶ)リンパ節への転移を公表し、都内の病院に入院。同22日に11時間にわたる手術を受け、3月26日に退院。その後、入院中の検査で見つかった腫瘍を精密検査したところ、4月4日にステージ1の食道がんであると診断され、同16日に手術を受けた。