大ヒット漫画が原作のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が16日、コロナ禍の中、公開初日を迎えた。社会現象になるほどの大人気作。定員の50%に制限してきたシネコン最大手のTOHOシネマズでも、16日から3日間は全劇場で全席販売に踏み切った。
東京・歌舞伎町の同シネマズ新宿は午前6時に開館。全12スクリーンのうち11スクリーンを使い、翌17日未明まで42回のフル回転上映を実施。グッズ売り場にも長い列ができた。23回上映した同シネマズ日比谷で観賞した港区在住の女性会社員(27)は「原作からのファン。胸アツの話なので、どうしても初日に見たかったので予約できてラッキーでした」と話した。