sumika 全国高校サッカー応援歌に込めた思い「みんなが本音で言い合えるように」
2020年10月19日 05:31
芸能
![sumika 全国高校サッカー応援歌に込めた思い「みんなが本音で言い合えるように」](/entertainment/news/2020/10/19/jpeg/20201019s00041000074000p_view.jpg)
コロナ禍で迎える今大会。今年は選手も部活の練習どころか、学校にも通えない日々を送った。「友達にも会えず、人の本音が見えづらかったのでは」と、ボーカルの片岡健太が考えて作詞した。「高校サッカーを通して、みんなが本音で言い合えるような時間や瞬間が訪れてくれたらいいなという思いを込めて作りました」と説明した。
高校のスポーツ界で多くの競技で大会が中止になる中、高校サッカー選手権は行われることが決定した。「“開催してくれてありがとう”と思う方もいるかと思いますので、たくさんの“ありがとう”という感謝の言葉を伝えていきたい」
sumikaは2013年に結成。18年に日本武道館公演を成功させ、同年冬にはJR東日本「JR SKISKI」のCMソングに「ホワイトマーチ」が起用。注目作品とのタイアップも続く人気バンドだ。
片岡も高校では軽音楽部で活動。それが今の人生につながっている。「大事な人の本音は、一生を支える言葉にもなります。本音を言い合える関係性を、高校生活でつくっていただきたいなと思います」とメッセージを送った。
▽sumika(スミカ) 神奈川県出身のバンド。ボーカル・ギターの片岡健太、ドラムの荒井智之、ギターの黒田隼之介、キーボードの小川貴之の4人組(年齢非公表)。ベース不在の異色の編成で活動している。18年のアニメ映画「君の膵臓をたべたい」のオープニングテーマ、主題歌、劇中歌の全てを手掛け、昨年はテレビ朝日「おっさんずラブ―in the sky―」の主題歌「願い」を歌った。