「共演NG」中井貴一“職業病”を告白「無機質なものに対しても」鈴木京香も驚き「能力じゃないですか」
2020年10月22日 19:40
芸能
中井は6年ぶりの民放連ドラ出演、テレ東連ドラは初主演。企画・原作はヒットメーカーの秋元康氏(62)。脚本・演出は「モテキ」「まほろ駅前番外地」などの大根仁監督(51)、放送作家の樋口卓治氏(56)も脚本を務める。
業界ものだけに「思わずやってしまう役者あるある、職業病は?」の質問に、中井は「今、自分の前にパソコンがあるじゃないですか。自分がパソコンだったらと考えることがあります。無機質なものに対しても、自分がその役をやるんだったらと、自分を投影するクセがあるんです。時々海に行くと、海に浮かんでいるブイを自分がやるとしたら、どうなるんだと思って見ていると、ブイからの景色が見えてくる。その中には僕も映っている。そういうクセがあります」と告白。鈴木は「それはクセじゃなく、能力じゃないですか」と驚いた。
中井は「たぶん、この職業じゃなかったら、そんなことは考えなかったと思いますけど」。鈴木は「カメラがこっちを向いていると、スッと気取っちゃいます。もしかして、私、背景に入っているかしら?と思ったら、スッと」と笑いを誘った。
コメディーと銘打つが、中井は「一番気に入っているのはキュンとするシーン。いろいろな経験をしてきた男と女がどういうふうに再び出会い、これからの人生を歩んでいくのか。キュンの方を強く感じていただけるように、対比が出るようにコメディーを演じることに演じることに重点を置きました。50代になってももう1回、恋をしたいと思っていただけると、うれしいと思います。まだ人生、ここから恋ができるんだ、と」と力を込めた。