岡村隆史、30代一般女性と結婚できた~ 50歳の春、アローン会は“強制退会”
2020年10月23日 05:30
芸能
周囲によると結婚に踏み切った要因の一つには高齢になった両親の存在がある。岡村は大阪でレギュラー番組の収録があるたびに、頻繁に実家に帰省。両親を大切にしており、自身が今年50歳を迎えたこともあり、知人は「早く安心させたいという思いがあったのでは」としている。
岡村は今年4月、当時1人でメインパーソナリティーを務めていたニッポン放送の「岡村隆史のオールナイトニッポン」で「コロナが明けたら美人さんが風俗嬢やります」などと発言して世間の批判を浴びた。それを受け、相方の矢部浩之(49)が、同番組に緊急生出演して岡村に公開説教。「結婚したら?景色を変えた方がいい。結婚で全く変わるから」と勧めており、その言葉にも背中を押されたようだ。
岡村は2010年にハードワークがたたり5カ月間休養するなど精神的に引きずるタイプ。テレビ関係者は「岡村さんは、自分がとんでもない発言をしたことで反省して落ち込んでいた。再び芸人として明るく仕事ができているのも内助の功のおかげでしょう」と語った。
岡村は、今田耕司(54)やチュートリアル徳井義実(45)、ピース又吉直樹(40)ら吉本興業所属の独身で結成する「アローン会」の一員でもある。中でも浮いた話が少なく、会では「部長」と呼ばれる重鎮ポジションだった。今田が今月、モデル河内セリア(28)とのデートを写真週刊誌に報じられたが、岡村はノーリアクション。歯がみしながら文句の一つも出るはずなのに、沈黙を守ったのは伴侶を手にした“大人の余裕”からだろう。
「相手に迷惑をかけるのが嫌で彼女と2人きりで出かけることがほとんどなかった。自宅に彼女専用の部屋までつくり、デートを楽しんでいた。その部屋だけは親友といえども入れなかったようです」(知人)。ステルスのように周囲を遮断した“隠密愛”。出演中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で演じる「忍び」菊丸ばりに生涯最大のミッションを成功させた形だ。
《「ナインティナイン」の日に発表?》岡村は23日未明のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」で結婚を発表した。同日は矢部の49歳の誕生日で、岡村の年齢「50」と足して「99」、コンビ名のナインティナインになる記念日のため、この日の発表となったとみられる。
◆岡村 隆史(おかむら・たかし)1970年(昭45)7月3日生まれ、大阪府出身の50歳。90年に大阪・茨木西高の後輩だった矢部浩之と「ナインティナイン」を結成した。ボケを担当。91年、吉本天然素材のメンバーとして東京進出した。98年にフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」に出演し、18年に終了するまでメインで活躍した。特技はダンス。1メートル56。血液型B。