みのもんた 運転免許を返納 高齢者向け講習会で車が店に突っ込み「あ、私はやめるべきだ」
2020年10月24日 05:30
芸能
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昨年8月、自身の誕生日の免許更新の際、高齢者向け講習会に参加。「あ、僕の運動神経も、もうここまでだな、事故を起こしちゃいけないな」と思い、返納したそうだ。
講習会の会場に入ると、他の受講者から拍手を浴びたが、みんなで信号の色に合わせて、アクセルとブレーキを踏み分ける試験をしたところ、どの色のときにどのペダルを踏むのか「足が無茶苦茶になった」。
さらに次の試験では悲惨な結果に。「スーパーマッケット、コンビニのセットが作ってあって、店の入り口の前が歩道になっていて、15センチくらいの段差があるわけ」。試験官からその段差を乗り上げるよう指示され「乗り上げたらすぐブレーキを踏まないと突っ込んじゃいますよ」と注意されたが、みのはアクセルを踏み込んだ瞬間、段差を乗り越えそのまま店に突入。「あ、私はやめるべきだ。あっさりと。いい勉強でした」。それで自主返納することにした。
「とっさの反射神経がはっきり言って鈍いんです。お年を召した方、約半分ぐらいの方は“俺はまだまだ”と言いながら鼻水垂れてるのに気がつかない」。ズボンのチャックが下がっているのに気付かない人もおり「トイレに行って帰ってくると、ここがみんなびちょびちょに濡れている」。実際にみのも「さっきトイレに行って濡れたんで、ドライヤーで乾かしたら、メイクさんが『そのドライヤーで乾かさないでくれ』って。年を意識するってのは難しいこと」としみじみ語った。
ちなみに車好きのみのは「これはよかったと思う車は、下取りに出さずに全部取ってある」。現在も4台の車を所有し、車検も通してある。「免許がなくなって寂しいですね。でもときどきハンドル握ったりしますよ。運転席に座ってね。ときどき磨いてあげたりしますよ」と我が子を愛しむような目で語った。