お笑い学ぶ少年少女 ミルクボーイ駒場&内海も協力 「こどもお笑い道場」
2020年10月25日 10:35
芸能
こどもへの漫才の指導もゼロからのスタート。小川代表自らシナリオ学校の通信教育を受けて漫才台本の作り方を学んだ。前々からお笑いは好きで、3年前に横山ひろし(73)に弟子入りを認めてもらい、今はフリーで横山チョップを名乗って、松竹芸能・若井やるき(50)と「やるき・チョップ」を結成して、プロとしても活動している。
昨年のM―1王者「ミルクボーイ」駒場孝(34)は、小川氏のもうひとつの顔であるジム代表兼トレーナーとして、知人から紹介された。「最初はジムで彼を指導。その後はアルバイトで働いてくれてました」。駒場から内海崇(34)を紹介され、内海の頭を角刈りにするのが小川代表の父で理容「プロムナード」の小川清さん(77)だ。M―1優勝の数年前から駒場はジムでのバイトの際に、子どもたちのお笑い指導を手伝っていたそうだ。
9組のコンビ、トリオの中で、母娘コンビ「メーメーズ」の横田妃夏(ひな)ちゃん(5)は内海の大ファン。舞台上でも口調が内海そっくりだ。「大きくなったらお笑い芸人になりたい」と妃夏ちゃん。女芸人No.1決定戦「THE W」の動画審査による予選1回戦も突破し、15日の2回戦に出場したが、残念ながら準決勝進出は逃した。相方を務める母・佑香さんは「しっかりしていて、私よりセリフ覚えもいいんです」。内海から「THE W」予選2回戦進出祝いのメッセージとサイン色紙が贈られ、妃夏ちゃんも大喜び。目指すは未来の『ミルクボーイ』だ。M―1予選の前には子どもたち全員で合宿を開いて特訓も。11月8日には「第1回こどもお笑いコンテスト」を開催。本気で漫才を楽しむ「こどもお笑い道場」から、スターが出現するかもしれない。