【伊藤健太郎容疑者 ひき逃げの疑いで逮捕 ( 2020年10月29日 )】
ひき逃げしたことを認めている伊藤容疑者。今後はどうなるのだろうか。刑事事件に詳しいレイ法律事務所の河西邦剛弁護士は「過失運転致傷は被害者のケガの程度によって量刑が変わる。伊藤容疑者の場合は相手を骨折させているので起訴される可能性が高い」とした。伊藤容疑者はきょう30日に送検され、東京地検が勾留するかどうかを判断。勾留させたい場合は東京地裁に請求し、裁判官が勾留か否かを決める。
河西弁護士は「ひき逃げをしている上に、被害者は重傷。送検後すぐに釈放される可能性もなくはないが、勾留されるとみている」と指摘。警視庁は伊藤容疑者を事故当日にいったん帰宅させているが、理由について「帰宅させた後に防犯カメラの映像などからひき逃げ容疑の裏付けが取れ、翌日の逮捕になったのではないか」と推測した。