豊島竜王 無傷4連勝で王将戦挑決L単独トップ、区切りの通算500勝に「うれしく思います」
2020年11月02日 20:25
芸能
ここまで羽生善治九段(50)、永瀬拓矢王座(28)とともに3勝0敗の同星で並んでいたが、挑戦者争いでグイッと一歩抜け出した豊島。残すは2局で、羽生との全勝対決が3日にある永瀬との次戦が17日に控える。そこで勝てば3期ぶり3度目の挑戦にさらに近づくが「挑戦者争いで直接対決になるので重要な一局。しっかり準備したい」と力を込めた。
また、この日の白星で通算500勝を達成。「そこまで気にしていなかったがうれしく思います」と控えめに喜んだ。
一方、敗れた佐藤は1勝5敗で一足先にリーグ戦の全日程を終えた。すでにリーグからの降格が決まっていたが「中には内容的に競った戦いもあったが(この成績が)今の自分の力を表しているのかと思います」と総括。ただ、2局続けた振り飛車へのチャレンジは手応えも感じたようで「結果は出なかったが新鮮で面白いな、と。採用を含め考えたい」と今後の戦い方の変化も示唆していた。