ノブコブ吉村、相方の逆鱗触れた3つの出来事…徳井「最後の殺意は12年目でした」
2020年11月04日 16:03
芸能
![ノブコブ吉村、相方の逆鱗触れた3つの出来事…徳井「最後の殺意は12年目でした」](/entertainment/news/2020/11/04/jpeg/20201104s00041000209000p_view.jpg)
「それには原因があって、1年目一緒になってネタ合わせしているときに(吉村が)『あーあ、俺が2人いればいいのにな~』って言ったんです。これ、殺そうと思いました。だって俺がいる意味がないから。返せば『お前出来ないな。俺だったら出来るのにな』ってことじゃないですか」と結成当初から不満を募らせていたという。
「次の殺意が、8年目か9年目くらいですね。『M-1(グランプリ)』いかなきゃいけない時期ですよ。本当に仲が悪くて解散しようってなってたんですよ。その時期に大喜利のライブやっていたら、裏で『お前の大喜利で面白いと思ってるやつ、誰一人いねえからな』って。これ、殺そうと思いました。その時に1ミリでいいから、こいつより大喜利で一生面白くいようって決めたんですよ。とにかく世間なんか関係ない、こいつより1ミリだけ面白くいようと」と、爪を研いでいたという。
「最後の殺意は12年目でした。『M-1』が終わり『キングオブコント』に出ないといけないけど、出れないという状況で。そのとき、大阪の若手芸人たちと舞台で絡む機会があって。うまくいかなかったんでしょうね、終わった後俺が楽しそうに話してたら『ツッコミもボケもトークも出来ねえなら、お前何が出来るんだよ』って。これ、殺そうと思いました」。
徳井の思っていたこと全てを聞かされた吉村は「すみません…でも、当時思っちゃったんですよ。何もうまくいかなかったんで、仕事もなかったですし。結果的に相方のせいにしてたんでしょうね。俺も責任はあるんだけど、認める勇気はないから」と反省。「(自分が)ひどいやつだなと思って…」と突然、涙ぐみそうになったところをイジられていた。
“冷戦期間”が終わった理由について、徳井は「吉村がネタを諦めたのがデカいかもしれないですね。同期の『ピース』とか『ダイアン』とか『南海キャンディーズ』とか結果出してる中、全然結果残せなくて恥ずかしいと思ってたと思うんです」と相方の気持ちをくみ取る。
「それが、だんだんバラエティー出だして、逆転していったじゃないですか。最初は吉村が『すべってる。面白くない』って言われてたのが、関係者から『いや、吉村くんがいたらテレビが丸くなっていいんだよ』って。それで吉村が自信がついてきて、俺を飲み込む許容ができたのかなって。丸くなったと思います、すごく」と、コンビの久々の共演を喜んでいた。