岡田結実、兄と共演NGだった理由 あの番組オーデイションが溝を…「私だけ受かっちゃったなって」
2020年11月09日 22:33
芸能
そんな兄妹に大きな溝を作ったのが、ある番組のオーディションだったという。それはNHKの人気番組「天才テレビくん」。実は隆之介さんもオーディションを受けており、最後の24人までに残った。初の「兄妹レギュラー」として合格を確信していたが、「最終審査のときに『じゃあ歌うたってよ』って言われて。僕、歌がすごい音痴で…」。プレッシャーから力が出せず、あえなく落選になった。
「落ち込みましたね、だいぶ。送り迎えとかでNHKに行くじゃないですか。今でもその時の記憶がよみがえてきちゃって、NHKの玄関立つだけでお腹痛くなってきて」といまだに隆之介は引きずっているという。結実は「申し訳ないな、受かっちゃったな私だけ。お兄ちゃんの方が向いているのになって」と複雑だった心境を明かした。
隆之介は「一時期一般人に戻りたいなっていう気持ちはありましたね。芸能界にいると比較されるんですよね、兄妹ですし。ありがたいことに兄妹オファーもあったんですけど、今さら頼るのもなっていう思いもあって」と芸能一家ならではの重圧からだという。
そんな兄が妹を見て学んだ教訓があるという。「父(岡田圭右)のネタやるのも最初は抵抗あったと思うんですけど、ずっとやり続けるメンタルはすごいなって」。それは“有名になればおのずと肩書は消えていく”ということだった。
芸人の娘という肩書が薄れるほどの活躍を続ける妹を見て「もう変なプライドは捨てました。僕にはもう重圧がないので、それを妹だったり母だったりみんなに伝えたいので。岡田結実を前面に使ってですね」と、自分の力で肩書を変えていきたい思いを語っていた。