「鬼滅の刃」興収200億円突破 史上最速24日 2週間後にも「千と千尋」最終興収308億円超えへ
2020年11月10日 05:30
芸能
立派な社会現象となっているが、国会にも波及。菅義偉首相が2日の衆院予算委員会で「全集中の呼吸で答弁させていただく」と、劇中のセリフを引用したほどで、コロナ禍の社会で、数少ない明るい話題を提供している。
地方からの要望で上映館も公開時の403館から411館に増えた。次週に興収250億円、そして2週後に同300億円に到達する可能性も大で、4位の「君の名は。」、3位の「アナと雪の女王」、2位の「タイタニック」を抜き去るのは時間の問題。「千と千尋の神隠し」も完全に射程に捉えた。
日本国内だけでなく台湾でもヒット。10月30日の公開から3日間で興収約4億3000万円を記録し、「アナと雪の女王2」や「君の名は。」を抜いて初動興収で歴代1位を獲得。来年の米国公開にも弾みとなりそうだ。
《野口聡一さん「全集中で」宇宙へ》米スペースXの新型宇宙船クルードラゴンへの搭乗を14日に控えた野口聡一さん(55)ら日米の飛行士4人が8日、打ち上げ場のある米フロリダ州のケネディ宇宙センターに到着した。野口さんは大ヒット漫画「鬼滅の刃」のキーワードを引用して「夢と希望と感動を分かち合えるように“全集中”で頑張りたい」とあいさつした。今回の搭乗は民間宇宙船としては本格運用1号機となる。野口さんらはステーションに半年滞在する予定だ。