桂文枝 文化功労賞の西川きよしに「ホントはやすしさんと一緒に」

2020年11月11日 14:49

芸能

桂文枝 文化功労賞の西川きよしに「ホントはやすしさんと一緒に」
吉本興業主催の「大阪・関西からエールを 笑顔の花咲くみんなの花火大会」の発表会見に登場した(前列左から)シャンプーハット・てつじ、笑い飯・哲夫、桂文枝、西川きよし(後列左から)学天即・奥田修二、ラニーノーズ・洲崎貴郁、山田健人 Photo By スポニチ
 落語家・桂文枝(77)は11日、大阪市内で「令和20年度文化功労賞」を受賞した西川きよし(74)について語り、「すぐに花を贈りました。ホントはやすしさんと一緒に獲れればよかったんですが。漫才を次(の世代)につないだ功労はすごく大きいと思います」と賛辞の言葉を贈った。
 吉本興業が主催する「大阪・関西からエールを 笑顔の花咲くみんなの花火大会」(11月30日後6・30~)の発表会見に揃って出席した文枝と西川。2人は1973年10月から84年3月まで関西テレビの人気恋愛バラエティー番組「パンチDEデート」で司会を務めた仲で「ひと目会ったその日から」(西川)、「恋の花咲くこともある」(文枝)、「見知らぬあなたと」(西川)、「見知らぬあなたに」(文枝)、「デートを取り持つ」(西川)、「パンチDEデート!」(2人揃って)のフレーズは有名だ。

 花火大会について、文枝は「皆の気持ちが陰になっている。ストレスを花火で吹っ飛ばして」と語り、ここで「花火とかけまして、お小遣いと解く。そのこころは。あげればあげるほど、喜びます」となぞかけを披露。すると西川は「医療従事者の方々が一層元気になってもらえるように」と話し「なぞかけですが…」と文枝を引き継いだが「できません」とあっさり白旗。だが、その後しばらくしてから「花火とかけまして、久しぶりに出てきたこうもり傘と解く。そのこころは。無事に開くか心配です」となぞかけで返すなど、2人の息はぴったりだった。

 今回実施するオンライン花火大会は、新型コロナウイルス感染症対策で、医療現場に従事する医師、看護師らへの感謝と、コロナ禍を乗り越えようという想いが込められ、約500発の花火を打ち上げ、全国へYouTubeで無料配信する。「クラウドファンディングでの支援で、さらに豪華な花火大会が開催できれば。500万円集まれば、3000発に増やせます」とシャンプーハット・てつじ(45)が説明した。当日、オンライン花火を解説する花火芸人の笑い飯・哲夫(45)は「昔、新潟の花火大会で女性にプロポーズ花火を打ち上げて振られたことがある」と爆笑エピソードを披露。ラニーノーズ・洲崎貴郁(32)は「10月に生まれた息子と、花火を上から見てみたいです」と夢を語った。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム