中川家・礼二 形態模写の原点は少年時代 兄・剛から「お前、あれやってみて」
2020年11月14日 12:12
芸能
一家がかつて住んだ家は、既に取り壊されて老人ホームになっていた。裕福な暮らしとはほど遠く、4畳半と6畳の狭い家で、風呂はなし。湯沸かし器のホースをつないで玄関まで引き、そこで1人ずつ順番に体を洗っていたという。便利な玄関は、夏にはプールに様変わり。剛は「夏もプールにも行かれへんから、親父がプラスチックパイプを拾ってきて、キリでポンポンポンって穴開けて、(上に)かけて、水が滝みたいになる。そこを2人で行ったり来たり」。MCの今田耕司(54)は「プール入る前の消毒のシステムや」とツッコミを入れていた。
少年時代によく通った駄菓子店は、すぐ隣にコンビニができても元気に営業を続けていた。弟の中川礼二(48)は、店のご主人らとの再会を喜びつつ、軽快ないじりで笑わせた。礼二の得意芸でもあるインパクトの強い関西人などの形態模写は、当時の人間観察の経験から生まれたもので、礼二は「こっち(剛)が見つけてくるんですよ。いろんなおもしろい人を。『お前、あれやってみて』って」ときっかけを明かしていた。