近藤真彦、不倫認めた…無期限活動自粛、40周年ツアー最終公演も中止
2020年11月17日 05:31
芸能
不倫を報じたのは12日発売の週刊文春。相手は、オーダースーツの会社を経営する25歳年下の女性。2015年3月に食事の席で知り合い、同6月に再会すると、近藤が「出会った時から好きだった」と告白。女性には数年間交際している恋人がいたものの、近藤との仲を深めた女性は恋人と破局した。近藤のコンサートや監督を務めるカーレースの会場のほか、近藤主催の故ジャニー喜多川さんの誕生日会にも姿があったという。関係は5年にわたって続き、今年6月には東京湾をクルーザーでデート、10月には沖縄旅行へ出かけており、文春は2人が食事やゴルフを楽しむ写真を掲載した。近藤は94年に一般女性と結婚。07年に男児が誕生している。事務所は離婚について「ない」としている。
不倫発覚から処分の発表まで数日がかかったことについて、事務所は「(処分の内容について)慎重に検討いたしておりました」「報道により一番負担を掛けることになったご家族と本人が話し合うための時間を要してしまいました」などと釈明。16日に本人から「一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい」と申し出があり、事務所としても「(所属タレントで)最年長である近藤の処分として当然の結論」と受け入れたという。
近藤は今年、歌手デビュー40周年。12月12日の記念日に向けて多くの仕事が予定されていた。しかし、12月2日に出演予定だったフジテレビ「FNS歌謡祭」は降板。東京・渋谷で開催する予定だった40周年ツアーの最終公演(12月11、12日)も中止になった。ラジオ番組のレギュラーについては「局の対応に任せる」(事務所)ことになる。
ジャニーズでは昨年7月にジャニー氏が死去。所属タレントの退所や不祥事が相次いでいる。そんな中、発覚した近藤の不倫スキャンダル。事務所は「今回の反省を生かして、皆さまに信頼していただくことができる会社を目指してまいります」と表明した。後輩たちをけん引しなければならない立場の“長男”が、あまりに無責任で自覚を欠いた行動で事務所に大打撃を与えた。
◆近藤 真彦(こんどう・まさひこ)1964年(昭39)7月19日生まれ、神奈川県出身の56歳。77年に事務所入り、79年にTBS「3年B組金八先生」でデビューし、共演した田原俊彦、野村義男と「たのきんトリオ」として活動。80年に「スニーカーぶる~す」でソロデビュー。87年に「愚か者」で日本レコード大賞受賞。レーシングドライバーとしても活躍した。
【最近の芸能人による主な不倫騒動】
▼渡部建(48) 複数の女性との不貞行為が6月に明らかに。多目的トイレを使った不倫に批判が殺到。妻で女優の佐々木希(32)が謝罪
▼東出昌大(32) 映画で共演した女優の唐田えりか(23)との3年不倫が1月に明らかに。妻で女優の杏(34)が第3子を妊娠中の不貞も。7月に離婚
▼原田龍二(50) 複数の女性ファンと自家用車の車内で行為に及ぶ“4WD不倫”が昨年5月に報じられた。一方で、裸一貫で臨んだ謝罪会見が「お手本」と評される側面も