22年大河「鎌倉殿の13人」3日目は山本耕史、横田栄司、辻萬長、宮澤エマ、阿南健治!総勢14人決定
2020年11月18日 16:02
芸能
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三谷大河全3作出演となる山本は「三浦義村という人物には全く印象はなく、逆にどんな三浦義村を作り上げていくのが良いか、三谷さんの脚本が来るのを楽しみにしています。いつもそうですが、できるだけ真っ白な状態で台本を読み、その時、内側で感じたことを大切にしたいと思っています」と心構え。
鎌倉幕府軍事長官・和田義盛を演じる横田は「三谷さんから頂いたちょっとした“ヒント”によりますと、和田義盛は『気は優しくて力持ち、みんなから愛される西郷隆盛さんみたいな真っすぐな男。でも抜けているところがあるイジられキャラ』だそうです。その一方で、歴史上では、北条義時と最後まで張り合うことになる武将。肝を据えて小栗さんに立ち向かっていきたいと思います」と意気込む。
義時の祖父・伊東祐親を演じる辻の大河ドラマ出演は昨年「いだてん~東京オリムピック噺~」に続き、15作目。時代劇の大河となると07年「風林火山」15年ぶりと久々で「それも僕へのアテ書きだ。これほどワクワクさせるものはない。伊豆国の大豪族・伊東祐親。娘の八重が頼朝と密かに結ばれたことに激怒し、2人の絆を引き裂く激しさ。頼朝憎しと執拗に追い詰める執念の強さ。そして戦いに負け、囚われの身となるが、頼朝による恩赦をあくまで拒否する、その頑なさ。さて、どう演じるか」とベテランも思案している。
宮澤は大河ドラマ初出演。「伊豆の素朴な武家の娘として生まれ育った娘が、鎌倉幕府の政局を揺るがすほどの影響力のある『阿波局』になるには、混沌とした勢力争いの中を生き抜いていく北条家ならではのたくましさがあるのかな、と想像しています。三谷さんには『阿波局の人生を思い切り明るく演じてほしい』と言われました。長い時間をかけて1人の人物を演じさせていただける喜びを胸に、明るく、たくましく生きる阿波局を『歴史上の人物』を超えて愛されるよう、精いっぱい演じたいと思っています」と腕をまくる。
愛すべき老武者、源氏に忠義尽くす温泉郷の主・土肥実平を演じる阿南は「土肥実平は、質実剛健で奢侈(しゃし)を好まず、謹厳な暮らしで源頼朝から称賛されて、実直に熱く仕えたが、義経との関係で失脚もする。戦では先頭に立ちたがり、色々と世話好きで面倒見が良く、様々な仲裁にも入り、『みんな仲良くしようよ』が口癖で、強い思いの人間である。旧友の北条時政の息子・義時へも気に掛けて、みんな仲良くと陰ながら見守って助言もしたりして、そんな土肥実平を大いに色々と熱く楽しみたいと思います」と張り切っている。
初日(16日)に発表されたのは、小池栄子(39)片岡愛之助(48)松平健(66)佐藤二朗(51)の4人。小池が主人公・北条義時の姉にして鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻・北条政子、愛之助が義時の兄・北条宗時、松平が平家の総帥・平清盛、佐藤がタイトルにある“13人”の1人にして頼朝の側近・比企能員(ひきよしかず)を演じる。
2日目(17日)に発表されたのは、中川大志(22)小泉孝太郎(42)南沙良(18)野添義弘(62)杉本哲太(55)の5人。中川が“武士の鑑”と言われた若手御家人筆頭・畠山重忠、小泉が清盛の三男にして後継者・平宗盛、南が頼朝の愛娘・大姫(おおひめ)、野添が“13人”の1人にして頼朝の従者・安達盛長、杉本が頼朝の叔父・源行家を演じる。