裕也イズムを絶やしてなるものか!
2020年11月19日 08:30
芸能
新生ニューイヤーはジョー山中さん、力也さん、桑名正博さんら先達の魂を継承しつつ、「47+1回目」と銘打って船出。東京・神田明神ホールを舞台に無観客での開催が正式に決まった。ライブの模様は世界に生配信される。
プロデュースするのは音楽集団カイキゲッショクのリーダー、HIRO(52)だ。「裕也さんやジョーさんたちのイズムを胸にニューイヤー・ロックフェスティバルの灯火を必ず未来につなげていきます」と気合いも十分。妻の歌手AI(39)の出演も決まり、当日の“夫婦競演”実現へも期待が膨らむ。
AIは「そんなロックじゃない私が大事なイベントに出ていいのかな?と思いましたが、“十分ロックだよ”と夫が言ってくれました。ありがたく出演させてもらいます」とスポニチにコメントを寄せ、HIROも「うちの嫁をはじめ、新顔にも注目してほしい」とボルテージを上げた。
シーナ&ロケッツの鮎川誠(72)、伝説のパンクバンド・アナーキーの仲野茂(60)、カリスマラッパーZeebra(49)ら中核メンバーはいち早く神田明神を訪れて成功を祈願した。
鮎川は博多弁で「俺たちが絶やすわけにはいかん。(2015年に逝った妻の)シーナもステージで待っとるけん」と熱弁。仲野は「最初のころはテレビ朝日が放送していて、あの南美希子さんが新人アナウンサー時代に取材に来ていた記憶がある。出演メンバーが怖そうなやつばかりで、大変だろうなと思った」と述懐しながら「(ニューイヤーが)終わっちゃったら、“なんだやんねえのかよ”という裕也さんの声が聞こえてきそうで…」と新たなスタートに思いもひとしおだ。
Zeebraにはカイキゲッショクのメンバーとして、そしてヒップホップMCとしての出番も期待され、「歴史を守りながら進化もさせていく」の言葉は頼もしい。他に新月灯花、細美武士、RUEEDら出演アーティストが続々と発表されている。
「未来につなげるため」と、HIROは200万円を目標にクラウドファンデングを立ち上げ、サポートを呼び掛けている。17日現在、支援金は120万円を超えている。