田中美佐子「ものすごい怖い病気」 アルコール依存症だった実兄の体験談
2020年11月20日 14:08
芸能
田中は松岡昌宏(43)が山口さんに「あなたは病気です」と言ったことに触れ「(自分は)普通の病気よりもはるかに重たい病気だと思っていて、何よりお酒に弱い人がアルコール依存症になりやすい。自分が気付かないうちになって、脳も侵されて、委縮していく、ものすごい怖い病気」と熱弁。「私の兄がそうだったんです。大変だったんですよ、この病気で今年亡くなっちゃったんです」と告白した。
「誰かいないとダメなんです。彼は自分が病気だと分かっていても治らないんです。(兄も)治らないです、どんどんひどくなって、はってでもお酒を買いに行ったりとか、一緒に住んでいる姉にお金を渡して買ってこい!とか」と明かした。
山口さんの発表文書に「(事件は)アルコール依存症以前の問題」との表現があったことにも「アルコール依存症だけなんです、彼にとっては」と田中。「治ったように見えるっていうのは本人は演技でできる。私の兄もそうでしたけど、『全然飲めなくなった』って言ってたから、何度も信じてしまった。陰でこっこり飲んでいて、どんどん悪くなっているのも気づかない。本当に強い人って『飲みてぇ』って言うんですよ。兄も『飲みたい』って言ったことないし、『そこまでじゃない』って常に言ってたから。わからなかったんですよ」と亡き兄と山口さんを重ねた。