宮本信子 夫・伊丹十三さんに1度だけ“勝った”思い出
2020年11月20日 13:58
芸能
口では勝てなかった宮本が、1度だけ譲らなかったことがあるという。それは子作り。「私は子供は欲しいと思っていたんです。その時、世界の人口問題で『人があふれるから僕はいらない』って」。子作りに消極的な伊丹さんを、宮本は「2人死ぬんだから、2人(出産)はいいんじゃないですか?って」と説得したといい、「初めて私、勝ったんですよ。他は全部負けてますけど。子供を産むことに関しては私に勝ったんです」と話した。
72年に長男の俳優・池内万作(48)が誕生し、夫妻は2人の子宝に恵まれた。誕生前は「僕に似た子はいらない」とも話していた伊丹さんだが、いざ生まれると「子育て十三」の異名を取るほど子供を溺愛したという。「生まれたら、なめるようにかわいがって。『東京では子育てできない』って、それで引っ越したんです」と、神奈川・湯河原への移住の理由を明かした。