松山ケンイチ 10年引きこもりの役に共感「自分の中に要素が…それは僕だけではない」
2020年11月20日 17:00
芸能
松山は、髪とひげが伸び、無気力な表情の主人公について「実は仕事をしていない時は僕もそんな感じ。全てをシャットアウトしたいと思っている」と説明。共感できる内面に関して「自分が過去に傷ついたこと、傷つけたことが思い出から消えない。フラッシュバックのようによみがえってくる。誰よりも人の目を気にする。傷つきたくないし、傷つけたくない。それはもともと、みんなが持っているものだけれど、持ち続けると、生きるのに不都合になる。すごく共感する」と話した。
ドラマでは「ひきこもり100万人」と指摘されるが、松山は「たぶん僕は自分の中に要素を持っている。それは僕だけではないと思う」と一般的問題であることを強調。自身が引きこもりにならない要因については「家庭」と「仕事」を挙げた上で「1人では動かないようなことが、いろんな人間関係の中で動かされる」と語った。