吉永小百合 東映・岡田会長死去に憔悴 参列者「焼香の時は遺影と向き合い話しかけているようでした」
2020年11月23日 05:30
芸能
岡田さんは、吉永が故高倉健さんと初共演した1980年「動乱」で吉永の出演映画を初プロデュース。以降、映画界でも屈指のサユリストを自任し、88年「華の乱」、05年「北の零年」、12年「北のカナリアたち」など東映での主演作のほとんどを手掛け、映画女優「吉永小百合」を支えた。14年には吉永が初めて企画・プロデュースした「ふしぎな岬の物語」の製作を決断するなど、2人は揺るぎない信頼関係で結ばれていた。今年9~10月に撮影された来年公開予定の「いのちの停車場」も、岡田さんが陣頭指揮を執っていた。それだけに、20日に悲報が伝えられた際に吉永は「信じられないことです。これから映画の完成まで、どうぞお力を私たちに与えてください。見守ってください」とコメントした。
最新主演作が、天国へ旅立った岡田さんへの何よりの手向けとなる。