【明日11月27日のエール】最終回 現世で叶わなかった?ついにベール脱ぐ“岩城さん”吉原光夫の歌声
2020年11月26日 13:00
芸能
19日のバトンタッチセレモニーの際、窪田が「朝ドラ史上例を見ない終わり方」と予告したのはコンサートだった。3月30日のスタートからコロナ禍の影響による2カ月半の放送休止を挟み8カ月、番組にエールを送ってくれた視聴者へ恩返しとなる歌のプレゼント。そして、古関氏への感謝の15分となる。
朝ドラ通算102作目。全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描いた。
10月22日、窪田や二階堂をはじめ、井上希美(28)小南満佑子(24)古川雄大(33)中村蒼(29)山崎育三郎(34)森山直太朗(44)堀内敬子(49)吉原光夫(42)薬師丸ひろ子(56)佐久本宝(22)松井玲奈(29)や子役らがNHKホールに勢揃い。それぞれがドラマのキャラクターとして全9曲を熱唱した。
男気あふれる馬具職人・岩城を好演した吉原は劇団四季出身。今回がテレビドラマ初出演となった。32歳の時にはミュージカル「レ・ミゼラブル」日本公演の歴代最年少ジャン・バルジャン役(トリプルキャスト)を務めたほどの実力派。「紅白歌合戦」など音楽番組を担当した経験もあるチーフ演出の吉田照幸監督(50)や共演者も度肝を抜かれた歌声。本編は歌唱シーンがなかったが、ついに「イヨマンテの夜」でベールを脱ぐ。
▼吉原光夫(岩城新平役)最終回に参加できること、そして、現世(本編)では歌うことは叶わなかった古関裕而さん(裕一くん?)の曲を歌わせていただくこと、身に余る光栄です。是非ともご視聴を~お見逃しなく!
【「エール」コンサート曲目】
(1)「とんがり帽子」(古川、井上、小南、子役)
(2)「モスラの歌」(井上、小南)
(3)「福島行進曲」(古川)
(4)「船頭可愛や」(山崎、ギター・中村)
(5)「フランチェスカの鐘」(堀内)
(6)「イヨマンテの夜」(吉原)
(7)「高原列車は行く」(薬師丸)
(8)「栄冠は君に輝く」(森山、山崎)
(9)「長崎の鐘」(二階堂ほか全員、指揮・窪田)