「エール」アンコールは紅白で!最後まで異例ずくめコンサート形式で最終回 大みそかに“再会”あるか
2020年11月28日 05:30
芸能
異例ずくめの放送となった今作。第1話が原始時代からスタート。現在に至るまで音楽が人々にどう寄り添ってきたかを、窪田と二階堂がコミカルに表現した。一方、コロナの影響で撮影、放送ともに2カ月半中断。当初予定から10話分短縮しての放送となった。それでも、コロナ下の日本に音楽でエールを与え、早くも「終わってほしくない」とロスの声も上がっている。
コンサートの最後に窪田が出演者を代表してあいさつ。「苦難の日々は続きますが、どうか一緒に頑張りましょう。それではまた!さようなら!」とお別れした。
この「それではまた!」は、再会のキーワードだ。大みそかのNHK紅白歌合戦で「エール」の企画コーナーの準備が進行中。既に主題歌「星影のエール」を歌う男性4人組「GReeeeN」が特別企画で初出場することが発表済み。二階堂も紅組の司会を務める。今回と同様、窪田がコンサートの司会者としてNHKホールに登場。曲紹介などを行う演出が検討されている。放送後から「アンコール!」「もっと長い尺でコンサートを見たい」といった視聴者の声がSNSで続出しており、その期待に応える形になりそうだ。
【朝ドラ「エール」の軌跡】
☆週5回放送 働き方改革の一環で週5回の放送に短縮。土曜日は総集編が放送された。
☆脚本家交代 当初は「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」などで知られる林宏司氏が脚本を務めたが、撮影途中で降板。代わりに清水友佳子氏らが担当。
☆志村けんさん 自身初のドラマ出演。撮影途中に亡くなったが、代役を立てずに回想シーンの挿入やナレーションなどで対応した。
☆戦争描写 第86~90話は、インパール作戦など戦争を生々しく描いた。タイトルバックなども省略される演出で大きな反響を呼んだ。
《過去の朝ドラ&紅白コラボ企画 13年「あまちゃん」出演者再集結で歌唱》紅白と朝ドラのコラボ企画は、過去多く行われてきた。13年にはその年大ヒットした「あまちゃん」の出演者がステージで再集結。「潮騒のメモリー」などドラマ内に登場した楽曲を歌唱した。また同年後期の「ごちそうさん」の主題歌を担当したゆずのステージでは、ヒロインの杏(34)が登場した。14年は紅組司会を務めた吉高由里子(32)主演の「花子とアン」も同様に企画が組まれた。17年には「ひよっこ」の主題歌を務めた桑田佳祐(64)が特別出演した。