佐藤浩市「おそらく三國もそうだっただろうけど…」息子・寛一郎との共演で父を思う 3代ショットも公開
2020年11月28日 20:15
芸能
共演シーンについては「別にこれ、言い訳じゃないんだけど…。まあ、言い訳なんだけど。オレのセリフが説明セリフが多いんですよ。だから、ちょっと…。1、2度ね、あの…ちょっと…NGも…」と歯切れの悪い佐藤。ニヤニヤ顔の鶴瓶に突っ込まれると「(自分がNGを出して息子を)安心させてやりたかったんだよ!」と苦しい言い訳をして笑わせた。
それでも親子共演を経て「あんまりこういうことを言っちゃアレかもしれないけど、やっぱり同じ仕事をしてるっていうことでお互いに分かるものもあるし、逆に彼の方が僕のことを分かる部分があるから、そういった意味で今まであったある種の垣根みたいなものは(なくなった)…っていうのはあると思う」と佐藤。番組には幼少期の寛一郎を抱っこする三國さんの隣に佐藤が並んだものなど微笑ましい親子3代ショットが何枚も公開された。こういった写真がたくさん公開されるとは佐藤も思っていなかったようで「出し過ぎだぞ、お前ら本当に!」とスタッフに文句を言って笑いを誘う場面もあったが、三國さんが生前、孫の寛一郎に「連ちゃん」と呼ばせていたことなど秘話も明かした。
「よくある今時のじいさんですよ。おじいちゃんって呼ばせないっていう。そういうタイプ」と懐かしんだ佐藤。番組のエンディングで鶴瓶に「いずれ(息子に)超えていかれるよ」と言われると「まあ、超えてくれたらうれしいっていうのは…(ある)。親はね」と返し、鶴瓶から「三國寛一郎にしたら良かったんちゃうかなと思ったんやけどね」と振られると「結局、自分が何者かになりかけたら自分で選択すればいいことだと僕は思うんですよね」と名字なしの「寛一郎」でデビューした息子を慮っていた。