ミスチル桜井「迷っていた」コロナ禍の日々、活動制限も「その覚悟を持って音楽の道を選んだ」
2020年12月02日 14:25
芸能
櫻井から「コロナ禍をどうお過ごしになられたのか?」と聞かれた桜井は「何かアクションを起こす気にもならに、ひたすら迷ってました。出口が見えないのにアウトプットをどこに設定していいのかが分からないので」と告白した。
櫻井の「やり残したことが生まれてしまった1年かなと思うんですけど」との言葉にも、桜井は「僕は諦めるのがうまいというか、すぐにしょうがないなと思ってしまう。音楽にしろ、スポーツにしろ、プラスアルファの有り余った力があるからこそ、動かせるもののような気がするんですよね。だから、コロナで経済、生活を回すのが精いっぱいの時に、僕らが動けないのはしょうがないと思うし、その覚悟を持って僕は音楽の道を選んだから」と話した。
若手アーティストたちへの思いを吐露する場面も。桜井は「20年ぐらい前までは結構調子に乗っていて、シンガーとして日本代表というものがもし選考されるとしたら、絶対選ばれるだろうなと思ってたんですよ」と苦笑。「ところが、ここ最近のうまいシンガーを目の当たりにして、『俺、絶対に無理』って5年ぐらい前に思ったかな。そこからボイストレーニングの先生について、歌を習って、スタメンじゃないけど、入れてもらえるんじゃないかなっていう、自信にやっと戻ってきました」と、若手アーティストに刺激を受けてボイストレーニングを始めていることを明かし、「今はもう悔しいというよりも、俺には俺の良さがあるはずっていう。あんなトップスピードでは走れないけど、ポジションを後ろにして、周りを見ながらという心境ですかね」と笑った。