ビートたけしとの秘話 付き人・ゾマホンが明かす「お母さんお見舞いしなきゃ、私に100万」
2020年12月04日 18:35
芸能
たけしがレギュラー出演する同番組の初収録。ゾマホンは開始5分で居眠り。日本の芸能人を知らなかったため「たけしって誰?日本人ですか?」と発言した。言動を見ていたたけしが「あの人面白い」と評価、レギュラー出演が決まったという。
4年後、同番組が終了した。テレビの仕事もなくなり悩んでいたところ、たけしに呼び出された。「仕事がない」。そう伝えると「生活どうするの?何もしていないなら付き人になったらいい、お前仕事ないからそれだ」と気遣われ、付き人になった。
番組のテロップで「たけし伝説」と紹介されたエピソードは、2004年のこと。たけしと食事中、ゾマホンの元に国際電話が。母が入院したという内容だった。そのことを聞いたたけしは「入院したの?お母さんお見舞いしなきゃ」「自分のお母さんの面倒を見ないといけませんよ」。その場で見舞金をもらったといい、「私に100万円、現金」と明かした。
翌年、ゾマホンの母が亡くなった際も「殿に呼ばれて。お花代、100万円」。笑顔で振り返ったゾマホンは「私にとって神様と言うのはビートたけしさんしかいないと思います」と表現した。
ゾマホンは日本で出版した2冊の本がヒットし、3000万円ほどを得たそう。その収入で母国に「たけし小学校」「たけし日本語学校」を建設した。「たけしさんに、ありがとうという気持ちを表すために、たけしっていう名前をつけたわけ」と力を込めた。