妊娠の須黒清華アナ「アド街」涙の卒業「寂しさひしひし」愛川欽也さんとの思い出も 後任は片渕茜アナ
2020年12月05日 05:00
芸能
![妊娠の須黒清華アナ「アド街」涙の卒業「寂しさひしひし」愛川欽也さんとの思い出も 後任は片渕茜アナ](/entertainment/news/2020/12/05/jpeg/20201204s00041000373000p_view.jpg)
最後の収録の街は「明治神宮」。初登場時の初々しい姿や得意のY字バランスのポーズを決める様子、愛川さんとの懐かしいVTRなどが登場。涙をぬぐった須黒アナは2代目宣伝部長のV6井ノ原快彦(44)から花束を受け取り「これからはアド街のファンとして、井ノ原さんがおじいちゃんになるまで見続けたいです」と笑顔に変わった。
須黒アナは「最後の収録を終えて、今、番組を離れる寂しさをひしひしと感じています。初回の収録前、愛川さんやスタッフの皆さんが『そのままで良いんだよ』と背中を押してくださったことを昨日のことのように思い出します。峰竜太さん、薬丸裕英さん、山田五郎さんもいつも優しく見守ってくださり、本当に温かい現場でした」と回想。
最も思い出に残るのは、愛川さんが1000回記念(15年3月7日)を機に卒業し、井ノ原へバトンタッチしたこと。「愛川さんは最後まで誰にも病気のことを伝えず、爽やかに番組を離れていかれて、当時はとても寂しかったのですが、今考えると本当にカッコいい去り方だったなと思います。そして新しく宣伝部長に就任された井ノ原さんが番組の雰囲気にピッタリで、アッという間に番組になじまれたことも驚きでした。井ノ原さんの温かく周りを包み込む太陽のような人柄のおかげなのですが、番組のパワーがそんな井ノ原さんを引き寄せたのかなとも思っています。新しい形のアド街が出来上がっていくその瞬間を一緒に過ごすことができたのは、貴重な経験でした」と振り返った。
番組の魅力については「何と言っても25年分の様々な街の歴史が記録されていることです。変わりゆく街の姿だけではなく、そこに息づく街の人たちの笑顔や涙、街を支える苦労や愛など、アド街でしか見られないリアルな表情がたくさん収められているんです。アド街の25年スペシャル(今年4月)では、そんな街の人たちの姿にジーンときてしまいました。愛川さんの言葉『街を作るのは人なんだ』という言葉が、時代とともに形が変わっても番組にしっかりと根付いているのだと思います。そしてレギュラーの皆さんがとっても街に詳しい!峰さんはほぼ毎回街の下見に行かれていますし、薬丸さんは本当にグルメに詳しく、どの街にも必ずと言って良いほど行きつけのお店があります。そして五郎さんの歴史解説は毎回勉強になることばかり。そんなレギュラーの皆さんの存在が、番組に深みを出しているのだと思っています」と分析。
「視聴者の皆様へ。今まで応援していただき、本当にありがとうございました。他の番組の取材で街に出ると『アド街見てるよ!』と多くの方から声を掛けていただき、いつも元気を頂いていました」と感謝し「今はコロナで大変な時代ですが、いつかそんな時もあったねと笑える日が来るまで、皆さんが街を支え続けた姿が番組を通じて多くの人に伝わり、残っていけばいいなと思っています。これからも10年20年と長く続く番組になるよう、引き続き、応援よろしくお願いいたします!後任の片渕アナウンサーは努力家で度胸があり、みんなに愛されるキャラクターの持ち主です。片渕さんなら井ノ原さんの良きパートナーとして、きちんとバトンを引き継いでいってくれると期待しています。得意のダンスにも注目です!今後のアド街にも是非、ご期待ください!」と呼び掛けた。
▼小高亮プロデューサー 須黒、7年半、大変お疲れさまでした。私より年下ですが本当に“頼れる姉さん”でいてくれて、ありがとうございました。須黒の存在が「アド街」の歴史を支えてくれたことは間違いないと思います。これからは番組を見守ってもらいながら、引き続き、仲間として支えてくれたらありがたいです。