キートン山田、声優引退 「ちびまる子ちゃん」ナレーション来年3月まで
2020年12月05日 05:00
芸能
フジテレビによると、キートンは来年3月28日午後6時の放送を最後に「ちびまる子ちゃん」を卒業。本人から申し出があった。最後の放送ではこれまでの長年の功績をねぎらうような演出を考えているという。
キートンは「皆さん、ありがとうございました!!番組はまだまだ“後半へ続く”のである」とコメント。アニメ制作スタッフは「時に鋭く、そして優しく、ずっとまる子たちを見守ってくれたキートン山田さん。アニメスタッフ一同、感謝の言葉しかありません」とその功績を称えた。後任のナレーターについては、オーディションなどを行い決定する。
◆キートン 山田(きーとん・やまだ、本名山田俊司=やまだ・しゅんじ)1945年(昭20)10月25日生まれ、北海道出身の75歳。63年に高校卒業後、就職のため上京。建設関連の会社に勤めながら、役者を目指して劇団に入団。その後、声優デビュー。代表作は「一休さん」の足利義満役、「宇宙海賊キャプテンハーロック」の大山トチロー役。14年に声優アワード「功労賞」を受賞。