「一万人の第九」初の無観客開催も1万347本動画とともに大合唱 霜降り・粗品も興奮「奇跡」
2020年12月06日 18:31
芸能
今回は、昨年の佐渡氏が指揮する映像を見ながら合唱した動画1万347本の一般からの投稿を、オーケストラの後方に設置した3つの大型スクリーンに映し出しながら、佐渡氏がタクトを振るという前代未聞の形式での大合唱となった。
「開催できるかどうかだったが、私1人でも発信しようと思ってた。(動画投稿が)1万人突破と聞いた時には涙が出ました。1万人がよく、参加してくれた。37年間やってきた歴史の力が大きい」と佐渡氏も感無量の面持ちだった。
新型コロナの第3波の影響で会場での出演者は、佐渡氏とピアニスト・反田恭平氏(26)、オーケストラ85人、オペラ合唱団40人、ソリスト4人と総合司会の粗品、進行のMBS・野嶋紗己子アナウンサー(24)の計133人。10月末の時点では、会場内の気流実証実験などを経て、一般公募合唱団1000人、観客1000人が参加しての開催に縮小。その後、近畿2府4県からの500人と規模を小さくしてでも何とか開催しようとしていた。
この模様は19日の特番「1万人の第九 つながろう、今」(後4・00~)で、MBSテレビ、TBSテレビなど6局ネットで放送される。