月9「監察医 朝顔」容疑者・桑原を詰問 文学座・松角洋平が監察官“怪演”「私を嫌いになっても…」
2020年12月07日 11:30
芸能
松角が演じるのは、神奈川県監察官の五十嵐京介。監察官とは、いわば“警察を捜査する警察”。五十嵐は誰が相手でも一切の私情を挟まず、仕事をやり遂げる優秀な監察官。神奈川県警の中でも一目置かれ、その鋭い眼光に修羅場をくぐってきた刑事たちも震え上がる。松角の“怪演”は一度見たら忘れられない、圧倒的な存在感を放つ。
松角は「昔、通っていた理髪店にサンデーが置いてあって、よく読んでいたので、お話を頂いた時、とても嬉うれしかったです。あまり嫌な人が出てこないドラマの印象なので、自分の役に視聴者がどんな反応をするのか、楽しみでなりません。正直言うと、月9であるということを意識したのは撮影後であって、そのおかげであまり気負いがなかったのが逆に救いだったのかも知れません。後から我に返ってヒャーとなったのは事実です。放送を見ていて自分がこの世界に出てくるとは…まだ半信半疑です」と月9デビューの心境。
初共演の風間については「気持ちが目に宿る演技をされていて、心の探り合いをする上で、とても刺激を頂き、休憩中も新参者の自分に気を使っていただいてフランクにお話ししていただいたので、とてもやりやすかったです。上野樹里さんとも一瞬共演させていただきましたが、美しすぎてキツく問い詰めるはずの目が優しくなってないか心配しています。また監督の演出が、迅速かつ的確で、流れに身を任せることができました」と振り返り「役柄的に風間さん演じる桑原を詰問する場面が続きますが、あくまでも私は私で自分が頂いた役を全うしているだけなので、私を嫌いになっても五十嵐だけは嫌いにならないでください。放送を世界で一番楽しみにしています」と呼び掛けた。