小松政夫さん 昨秋に肝細胞がん判明も…抗がん剤治療受け仕事 NHKドラマ「すぐ死ぬんだから」が遺作に
2020年12月11日 17:23
芸能
また、10月26日に放送されたNHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」(月~金曜後0・30)に出演。小松さんが付き人兼運転手を務め芸能界入りのきっかけとなった植木等さん(2007年死去、享年80)について「ある日、植木さんが『お前、明日からオレのところに来なくていいよ』。まさかのクビかと思いました。すると『この前、事務所の社長に会って、お前を専属タレントにしてくれと頼んでおいた。給料もマネジャーも決めておいたから、明日、事務所へ行って契約しなさい』と言われました。驚くと同時に涙があふれて『すみません、車を停めていいですか』と言って、道路の脇に停車して声をあげて泣きました。植木さんは大物でありながら心遣いの人でしたね」などとエピソードを披露。「これまでに心がけてきたことと言えば、ただひたすらに植木等さんに笑ってもらいたい、喜んでもらいたいということでした。ひいては、その思いが、それからのコメディアンとしての思いを培ったのではないかと思っています。ただひたすらに、皆さんを笑わせたい、喜んでもらいたい。これからももう少し頑張ってみようかと思っています」などと話していた。