元オフィス北野社長・森昌行氏　小松政夫さん悼む「コントへのこだわり本当に凄い」

 【小松政夫さん死去 】 デンセンマンなどを世に送り出した「みごろ！たべごろ！笑いごろ！」（76～78年、テレビ朝日）などに番組スタッフの一人として関わった元オフィス北野社長の森昌行氏（67）はスポニチ本紙の取材に「お元気そうに見えていただけに残念ですね」と小松さんの突然の悲報を悼んだ。 　「みごろ！たべごろ！…」のリニューアル番組「みごろ！ゴロゴロ！大放送！！」では小松さんの詞に森氏が曲を付けて「演歌不憫の瓶（ふびんのびん）」を共作したこともあったという。

　「番組が終わってずいぶんたってからですが、京都の撮影所で偶然にお会いすると、“森さん、またコントの時代が来ますかね？”と、こちらが恐縮するくらいの敬語で話し掛けられたこともありました。アドリブではなく、きっちりと作り込んだコントをやりたかったようですね。コントへのこだわりは本当に凄い方でした」

　森氏はそう話して小松さんをしのんだ。